車両の運輸支局への持込み不要
普通車で県外ナンバーから佐賀ナンバーへ変更する必要がある場合、ナンバープレートを付け替えるので車の後ろ左側のナンバープレート取付ボルトの封印を破らなければいけません。アルミ製で再利用できない構造です。
封印権をもっている新車や中古車の販売店や整備業者は特定の業務の範囲で封印取付ができますが、それ以外では一般的に運輸支局に車を持ち込んで封印をしてもらう必要があります。
そのため代理人が手続きをするためには、平日車をお預かりして運輸支局に回送したり、お客様と運輸支局で待ち合わせすることになります。その際どうしても事故のリスクがあったり、日時を拘束されてしまうので費用が高くなることが多いです。車の回送自体を断られる場合もあると思います。
そこでお車は運輸支局に持ち込まず登録を済ませ、車検証・新ナンバープレートと封印を預かり、お客様のご自宅の車庫などで、ご希望の日時に新ナンバープレートの交換と施封を行政書士ができる制度が出張封印といわれるものです。ガソリン代などの費用や時間を節約することができます。
ナンバープレートの後返納も可能
具体的には、引っ越しによる住所変更や社用車の使用の本拠地変更、車の売買・譲渡の際の名義変更などでご利用いただけます。普段通勤でお車をご利用されていて、会社の駐車場に置かれている間や、休日にお伺いして作業することも可能です。ナンバープレートの後返納が可能となり、通常、国産車のケースで2時間程度お車をあけていただければ、作業完了いたします。(車庫ステッカーの貼替え時間、車台番号の確認作業も含む。)
ただし、特殊な取付ネジ、ネジが錆びて外せない、字光式ナンバープレートへの変更、車台番号の打刻が確認できない、など現場で対応できないケースがありますのであらかじめご相談下さい。
なお事業者様へ直接封印玉の送付はできませんのでご了承ください。お近くの丁種封印権を持った行政書士へ送付し、お伺いすることになります。